海・山・川、大自然に恵まれた和歌山の魅力いっぱい「和歌山ふぉんと」
和歌山のみんなで一緒にワクワクする街を作っていこう
「和歌山ふぉんと」が生まれるきっかけになったのは、2023年11月23日から始まったJR和歌山駅前から和歌山城までのけやき大通り沿いをイルミネーションで彩るライトアッププロジェクト 「KEYAKI LIGHT PARADE by FeStA LuCe」(けやきライトパレード)でした。
「KEYAKI LIGHT PARADE」は、和歌山の中心地にある並木通りをイルミネーションで彩るプロジェクト。
その目的には、イルミネーションで輝くけやき大通りをきっかけに和歌山のみんなで一緒にワクワクする街を作っていこう、みんなで盛り上げよう!
「Light up!」を合言葉に隣にいる大切な人、お客さま、自分たちの街を輝かせたい。という想いが込められています。
その「みんな」に私たちもなりたい、との想いから「和歌山ふぉんと」が始まりました。
初めての訪問
一緒に作品作りをしているつわぶき会さんの「綜愛苑・綜成苑」へ初めて訪問した時のことです。
つわぶき会では、絵画クラブを長年に渡りずっと続けられていて、作品がたくさんありました。
絵画クラブで描いたものや、生活の中で描いたものまで色々あります。
絵画展やカレンダー制作などもされていてアート作品の制作活動を積極的に行なっているということでした。
そのいろんな方が描いた絵を見た時、とてもワクワクしたのを覚えています。
そして、つわぶき会さんは作品をファイルケースなどに入れて大切に保管されていたのが印象的でした。
作品作りのワークショップ開催
和歌山といえば、で浮かぶものはどれも色とりどりで、パンダ・フルーツ・梅・海や山、キュートなものから美味しいものまでたくさんあります。
絵画クラブに参加している方々に、和歌山ふぉんとのパターンやフォントになる絵を描いてもらうワークショップをしました。
画材はクレヨン、水彩絵の具、マジックペン、コピックなどバラバラで、好きな画材を使って描いています。
みなさん長年かけて毎週の絵画クラブであれこれ試して好きな画材にたどり着いているそうです。
ワークショップでは、和歌山といえば!の写真をお見せしてそれぞれ描きたいものを描いてもらいましたが、
写真を見て写真に写っているものを描く人、写真を見ているのに全然違うものを描く人、写真を見ずに独創的に描く人、
みんなタイプは違うけれどとても楽しく時間を過ごしてくれていました。
そして描いた絵について、”パンダを見に行った話”や”和歌山らーめんの具材”などを色々説明してくれました。
みんなの作品が和歌山の街に飾られました!
制作活動と同時に始まったけやきライトパレードが11月23日に点灯スタートしました。
そのけやき大通りにけやきライトパレードをさらに盛り上げるために計66枚の「和歌山ふぉんと」フラッグが掲げられました。
けやきライトパレードの合言葉「Light up!」と和歌山ふぉんとのパターンのコラボフラッグはカラフルな10種類!
和歌山の街を彩ることに参加できたことがとても嬉しく思います。
つわぶき会には、お披露目できる場があるということが嬉しい。また社会に貢献できる・ 可能性があることに積極的に関わりたい。という想いがあります。
つわぶき会の綜成苑、綜愛苑では知的障害や身体障害がある多くの皆さんが入所し生活をされています。施設では入所されている皆さんが少しでも幸せで、潤いのある毎日が送れるようにと日々精一杯努力していますが、施設生活はどうしても単調なものになりがちになってしまいます。そこで皆さんに絵を描く喜びと楽しさを体感してもらい生き甲斐を見つけてもらおうと絵画クラブを創設しました。この絵画クラブを長い年月を続けることにより、利用者の方が描く作品は、とても暖かな心がにじみ出る様になって参りました。
その想いをこれからも続けて行きたいと思います。
こちらのストーリーで生まれたフォント・パターン
ストーリーづくりを
ご一緒しましょう
「ご当地フォントサイトにデータを登録したい!」「デザイナーを紹介してほしい!」「アートワーク(フォント・パターン)を活用したイベントを企画提案してほしい」など、さまざまなお手伝い、連携を進めております。ぜひお声がけください。