地域と人をつなぐ架け橋「仙台ふぉんと」


株式会社未来企画/就労支援施設〜アスノバ 宮城県仙台市若林区荒井7丁目4番地の1
「仙台ふぉんと」について
株式会社ユーメディアは「コミュニケーションデザインカンパニー」として、地域社会の未来を創造することを使命とする企業です。その活動の一環として誕生した「仙台ふぉんと」は、障がいのある方々の創作活動の価値を認め、それを社会で共有することで、相互理解の推進を目指します。
また、仙台の文化や雰囲気を文字デザインに反映し、地域愛を深めるだけでなく、多くの人々に仙台の魅力を発信することに繋げられればと考えています。このフォントが広告やデザイン、イベントなど幅広い場面で活用され、地域と人をつなぐ架け橋となることを願っています。
仙台ふぉんとの制作に協働いただいたのは、”人は、誰かと繋がり暮らしの中で生きていく”とビジョンを掲げる株式会社未来企画の「就労継続支援B型事業所アスノバ」。
ユーメディアにとっては、フォントを作ることも作家と協業してデザインを作ることも初めて、アスノバのメンバーにとっては、アートのもととなるイラストを作ること自体が初めてでした。そのスタートは、未知なことばかりでした。
どのように制作メンバーとコミュニケーションをとり、制作を進めるか。
何が自分たちらしいフォント・パターンなのか。
ワークショップに伺う際にもどのように参加をしたらいいのかわからないので、
まずはメンバーと一緒にラジオ体操をして、徐々に距離を縮めていくことに。
最初は互いにぎこちなかったワークショップも、回を重ねる毎にそれぞれのメンバーの作風やスタイルを身近で見せてもらいながら、
「もっとこれを書いてみてほしい」
「これを描いたらどうなるだろう?」
「ここの個性を切り取るといいデザインになるかも」
メンバー・施設スタッフ・デザイナーと自然に会話や意見が出る場になりました。
施設スタッフさんからも、メンバーの作る意欲が爆あがりしています!!
と、嬉しい知らせをもらいつつ進めていく中で、
障がいがある方たちとの制作は新しいものを産む共創なのだと意識が芽生えました。
「仙台ふぉんと」ロゴについて
メンバーが描いてくれた、さまざまな「仙台ふぉんと」の文字。
仙台の「台」の下の「口」の部分が絵画の額縁にみえ、このロゴの形になりました。
また、個性をおもしろがる・アートを知る入り口、たくさんのおしゃべりをしながら作品を作るみなさんの様子。
そのような想いを込め、地域と人を繋ぎ仙台から世界を盛り上げるアート作りを発信します。
こちらのストーリーで生まれたフォント・パターン
ストーリーづくりを
ご一緒しましょう
「ご当地フォントサイトにデータを登録したい!」「デザイナーを紹介してほしい!」「アートワーク(フォント・パターン)を活用したイベントを企画提案してほしい」など、さまざまなお手伝い、連携を進めております。ぜひお声がけください。