「イチカワフォント」の魅力を広く届けたい


特定非営利活動法人いちかわ市民文化ネットワーク(千葉県市川市国分7-12-5) あそ美(千葉県市川市真間2-19-17)
この魅力を多くの人に伝えたい!
千葉県市川市のご当地フォント。その名も「イチカワフォント」。このフォントが生まれたきっかけ(思い)は、3つあります。
1つ目は、以前から感じていた、障がいのある方が書く字や描く絵に個性的な魅力があること。
2つ目は、障がいのある方が働くことでもらえる工賃の向上を目指したいこと。
3つ目は、芸術的な才能があっても、障がいがある方、またはそのご家族が、なかなか社会に発信できない、またはしずらいこと。
これらの思いを達成できる!と感じたのが、福島治さんから教えていただいた、このプロジェクト「ご当地フォント」でした。
「イチカワフォント」の誕生
今回イチカワフォントを制作するにあたって、地元を中心に活動している「いちぶんネット」と「あそ美」に協力いただき、6名のアーティストとデザイナーが共同し進めていきました。
あそ美では、普段から創作活動をしていたため、このアーティストの絵は、すぐにでもパターンにできるなと感じ、いくつか見本を作り出し、5パターンのパターンが誕生!
ただ、フォントについては、活動の中で文字を書くことはないので、お試しに何人かに書いてもらったり、創作フォントを作り出すワークショップを開いたりしながら進めました。
そんな中で、「おれ、できないよ〜、それは難しいな〜」と、つぶやいていたアーティストの安田さんと遊び感覚で進めてできた「NAOKIFONT」
織物や刺繍の表現が得意なアーティストの小杉さんから生まれた「刺し子R」
なぜか、一文字一文字くるくるしている字を書く、動物大好き河津さんの「おさるのしっぽふぉんと」
これら3つのフォントが誕生しました!
「イチカワフォント」の可能性を地元から発信
「イチカワフォント」が誕生した市川市は、東京都と川を挟んで隣接していて、画家や文学者、小説家やミュージシャンが育っている文化都市です。一方で自然と歴史が残る街といった特徴もあわせ持っています。こうした地域の強みと地元に住む方々と共同しながら、これからも毎年、少しずつフォントとパターンを増やしていく予定です。3つの思いを実現するため、地元企業や団体・個人。そして、全国にも!障がいのある方が作り上げる魅力のある「イチカワフォント」を広め続けられたらと考えています。
アーティスト:大作愛乃、河津天太、小杉優美、渋谷隼斗、平野栄、安田直樹
デザイナー:さとうひろゆき、安西真幸
マネージャー:名倉ゆみこ
連携:あそ美、特定非営利活動法人いちかわ市民文化ネットワーク
運営:特定非営利活動法人いちかわ市民文化ネットワーク
こちらのストーリーで生まれたフォント・パターン
ストーリーづくりを
ご一緒しましょう
「ご当地フォントサイトにデータを登録したい!」「デザイナーを紹介してほしい!」「アートワーク(フォント・パターン)を活用したイベントを企画提案してほしい」など、さまざまなお手伝い、連携を進めております。ぜひお声がけください。