幾重にも線を描き、それが波のようになっています。描いている時の彼女はノリにのっていて、それは彼女自身が描いたビックウェーブを自由自在に乗りこなすサーファーのよう(ユーアイファクトリー)(照山夏美)
原画では、直線的なものと、ぐるぐるっとした曲線的なものは、別の作品でした。今回は混在させています。つなぎあわせて連続パターンとしても展開できますが、一つ一つの要素はすべてベクタなので、自由に配置できます。もしかしたら、ランダムな感じの方が面白いかもしれません。(平井 夏樹)(平井夏樹)
彼女はキチッとしたことが好き。洗濯物のタオルの向き、他の仲間が遊び終えて床に落ちてしまったパズルのカケラ、作業の時間が終わるのに出しっぱなしのペン、食べ終えたはずなのにいつまでも片付ける様子のない食器…。そういったキチッとしてないものを見つけると、駆け足で近づき、パパッと手を加えて、キチッとした状態へともっていく。彼女の作るアートにも、そんな性格が垣間見える。画用紙を渡すとニコニコと、時に「ヒャハッ!」と笑い声を上げながら、ギッシリと線を描く。だけれどその線に他の色を加えたり、さらに書き込むといったことはしない。迫る活動終了の時間、他の仲間が乱雑に出しっぱなしにしたままの画材、まだ描き終えていない画用紙の山。彼女がキチッとしたい・しなくてはいけないものがそこら中に広がっているからだ。そんな、焦りとも、勢いとも、アートを純粋に楽しんでいるとも、ノリに乗っているとも捉えられる彼女の描く線は、文字通り『彼女にしか描くことのできない』ものだと、私達は感じている。(ユーアイファクトリー)(ユーアイ村)