ずいぶん長く渦巻きを描き続けていますが、いつも1枚目の画用紙には渦巻きを１つ、2枚目には２つと数を増やして描いています。たくさんのペンの中から素早く色を選んで、どんどん重ねて描いています(足立茉莉【保護者】)。

2013年からペンで渦巻き状に描く作風となり、渦巻きが１つから２つ、３つとだんだん増えて10個まで数えるように。グルグルグルと色鮮やかにダイナミックに描かれていく様が、ありありと目に浮かぶような渦巻き模様。見る者にさまざまなイメージを想起させる不思議なパターンとなった(岡本晋平)。

近年の足立さんの制作手法は、背景を水彩絵の具で虹色に塗った上からペンで渦巻模様を重ねて描いた作品がよく見られます。1日に3～4点程描かれるのですが、同じ渦巻模様でもそれぞれ違った表情が感じられると思います(天才アートKYOTO)。